パート面接で使える「3つの長所の見つけ方」と「伝え方(例文有)」

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私の長所って何だろう。短所は思いつくけど、これといって長所が思いつかないな…。

面接での伝え方とか、なにかコツみたいなものはないのかな?

 

この記事ではこんな内容をまとめています。

記事の内容
  • 長所の見つけ方(3パターン)
  • 面接で長所と短所を上手に伝える方法(例文有)

 

「パート面接が不安だな…」と感じている方は、面接官として見ていたポイントをまとめたこちらの記事もどうぞ~

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 長所の見つけ方

長所ってなかなか見つけるの難しいですよね。

自分で考えても「ほんとにこれって長所かな?」「これくらい誰でもできるし」なんて考えるとなかなか思い浮かばなかったり…。

ということで、今回は長所の見つけ方を3つご紹介します!

 

自分で見つける(短所から長所を導き出す方法)

一つ目は自分で見つける方法です。

「え…だから思いつかないんだってば!」なんて声が聞こえてきそうな気がしますが、大丈夫!

まずは、自分の短所を考えてみましょう。 

 

どうでしょう、短所はありましたか?

 

短所って考えようによっては長所みたいなものなので、短所が思い当たるなら長所を見つけたも同然です!

以下、具体的な例をまとめてみました。

 

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などなど……短所は言い換え方次第でいくらでも長所にすることができます。

長所と短所は、ある資質がプラスに働いていれば長所、逆にマイナスに働いていれば短所となっている場合が多いです。

 

例えば、「短所:優柔不断/長所:慎重派」はこんな感じ。

 

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どうですか?

こんな感じで、少し見方を変えるだけで短所は長所に変わります。

 

今は短所にしか感じられないものも、実は良いタイミングで力が発揮されていないだけという場合も多いです。

 

自分の短所を見つけたら、それを短所じゃなくて資質ととらえることで、いくらでも長所にすることができます。

  

誰かに聞く(家族や友人に質問してみる)

シンプルだけど、これも結構いいです!

友達でもいいし、もちろん家族でもOK。

なんかちょっと気恥ずかしい気もするけど、思い切って「私の良いところって、どんなところ?」と聞いてみると、意外な答えが返ってきたり、褒めてもらえたみたいで嬉しかったりw

 

自分では当たり前に感じていたことでも、人にとっては「すごい!」と感じること、実は結構あります。

まわりに答えてくれそうな人がいるなら、なかなかおすすめの方法です!

自分では気づかなかった長所が見つかるかもしれません。

 

診断で見つける(診断を使って客観的に強みを見つける)

「自分の考えには自信がない。だけど、人に聞くのもちょっと……。」という場合は、診断で自分の強みを見つけるのも一つの方法です。

 

今回は2つの診断をご紹介します。

 

ストレングス・ファインダー 

強みを見つける診断の一つとしては「ストレングス・ファインダー」があります。

ストレングス・ファインダーは書籍に付属しているアクセスコードを使って、全177問の質問(所要時間:20~30分)に答えることで、自分の資質(才能)がわかるWeb診断です。

全部で34に分類された資質のうち、自分の資質(才能)の上位5つを知ることができます。

 

私も実際にやってみましたが、結果はこんな感じ。

ストレングス・ファインダーの診断結果(上位5つの資質)
  • 着想
  • 最上志向
  • 目標志向
  • ポジティブ
  • 個別化

着想

着想という資質を持つ人は、新しいアイデアを考えるのが大好きです。全く異なる現象に見えるものの間に、関連性を見出すことができます。 

最上志向

最上志向という資質を持つ人は、強みを利用して、平均的ではなく最高の水準を、個人ないしは集団において追求します。単なる強みを最高レベルのものに変えようとします。 

目標志向

目標志向という資質を持つ人は、目標を定め、その目標にに向かってまい進し、目標達成に必要な修正を行うことができます。優先順位をつけてから、そのとおりに行動します。 

ポジティブ

ポジティブという資質を持つ人は、情熱的であり、しかも自然にその熱意を人に分け与えることができます。生き生きとしており、他人に活気を吹き込み、やる気を起こさせることができます。 

個別化

個別化という資質を持つ人は、一人一人が持つユニークな個性に興味をひかれます。異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。 

 

こういうのやると、褒められてるみたいでちょっと嬉しくなりますw

 

この診断の良いところは、自分では強みだと感じていなかった部分が、資質(才能)として「見える化」されるところです。

私の話になってしまいますが…この診断を受けるまで、5つ目の資質(才能)の「個別化」については、特に強みだと感じていませんでした。

むしろ、周りが「同じ」と感じるものも、私には別々のものに感じることが多くて、「なんかずれてるのかな…」と、短所に感じることもあったくらいです。

だけど、ストレングス・ファインダーの結果から、「個別化」の資質(才能)は「鋭い観察力」という点では『非常に優れている』ということがわかって、自信を持つことができました。

 

実際の診断結果では、上の引用よりも詳しい上位5つの資質(才能)の説明の他、「自分だけの特徴的な資質」「強みの理解レポート」「強みの洞察とアクション計画作成のためのガイド」などのレポートを確認することができます。

 

「自分の強みがわからない」「人に聞くのもちょっと…」という人には、おすすめです。

 

グッドポイント診断

もう一つはリクナビNEXTで実施している「グッドポイント診断」です。

18種類に分類された強みのうち、5つの強みを診断することができます。

こちらもストレングス・ファインダーと同様、30分ほど時間がかかりますが、リクナビNEXTに会員登録をすることで無料でできるのがお手軽で良い~

リクナビNEXTの「グッドポイント診断」をやってみる

 

ちなみに、私の結果はこんな感じ。

グッドポイント診断の診断結果
  • 悠然
  • 現実思考
  • 親密性
  • 冷静沈着
  • 柔軟性

 

こちらもなるほどな~と思える結果。

悠然
あなたは常にゆったりと構え、じっくりと考えたり取り組んだりすることができます。長い目でものごとをとらえ、あせらず気長に進めることが得意であり、目先の小さなことに気を取られて考えが変わるようなことはありません。特に将来のことを考えるうえで、あなたの長期的な視点から生まれる発言や提案はとても参考になるでしょう。
また、悠然とした態度には、周囲の人を落ち着かせ、「改めて考えてみよう・焦って決断してはいけない」と考えさせる効果があります。あなたの精神的なゆとりが、周りの人を落ち着かせるのです。

引用:グッドポイント診断

現実思考
あなたは、等身大の自分を軸にして、現実的にものごとを考えることができます。また、実際にものごとに取り組む際は、成果のみでなく、そこにいたるまでの努力の過程も大切にしています。夢物語にはあまり興味がなく、実際的なものこそ価値があると考えています。あなたにとって重要なのは、「今この時」であり、「現実」なのです。
あなたは常に具体的で現実的な提案を行い、実現可能な目標を定め、真摯に努力します。周りからは「地に足がついている」と表現され、その堅実性・実現可能性を評価されることが多いでしょう。

引用:グッドポイント診断

親密性
あなたは、常に謙虚な気持ちを持って人と接しています。内面についても話せる深い信頼関係を築くことを望んでおり、交際範囲を大きく広げることにはあまり興味がありません。
相手との距離感が重要と考えるあなたは、知り合って間がない相手に対してまずは適度な距離を置いて接し、互いにとって心地よい距離を探りながら丁寧に信頼関係を構築していきます。「控え目・礼儀正しい」など、評価されることも多いでしょう。
多くの人が集まる場ではおとなしく見られることが多いあなたですが、深い信頼関係を構築できた相手とは互いの思いや内に秘めたパワーをしっかりと理解しあえているはずです。

引用:グッドポイント診断

冷静沈着
あなたはいつも気持ちが安定しています。周りが盛り上がっているときにひとり冷静であることを楽しむ、そんな余裕もあるでしょう。
自分の感情を一定の状態に保つことができる人は多くないため、集団の中であなたの落ち着いた態度は際立ちます。周りの人は、あなたと過ごす時間が長くなるほど、常にものごとを冷静にとらえることができるあなたの発言や判断を信頼するようになっていきます。中には、あなたのそばにいると自分も穏やかでいられると感じる人もいるでしょう。

引用:グッドポイント診断

柔軟性
あなたは、好奇心旺盛で興味の範囲が広く、ものごとを柔軟にとらえることができます。また、突発的なできごとに対して臨機応変に対応することも得意です。何に対しても「もっとよいやり方があるはずだ」と考え、様々なアレンジを繰り返していくため、あなたの取り組みはどんどん進化していきます。あなたにとって、ひとつのやり方しか考えないことは悪なのです。
結果を出し続けていることが知れ渡るにつれて、周囲の人は改善したいことがある場合、あなたの視点やアイディアを求めるようになります。

引用:グッドポイント診断

 

ストレングス・ファインダーと似たような結果の部分もあり、無料ですがかなりしっかりとした診断を受けることができます。

特に「柔軟性」なんかは、ストレングス・ファインダーの結果の「着想」と「個別化」を足したような内容になってる感じもある印象。

 

長所としても伝えやすいようなまとまり方をしていて、自分の具体的なエピソードを少し加えるだけでも充分な内容になってるところもいいですね。

ストレングス・ファインダーは、かなりがっつりとした診断ですが、お金がかかるのが難点…。

「わざわざ、書籍を買うほどでも…。」という場合は、試しにこちらを受けてみるのもいいかもです。

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面接で長所と短所を上手に伝える方法(例文有)

長所と短所をスムーズに伝える構成、2パターンをご紹介!

 

長所と短所をスムーズに伝える構成:パターン①
  • 長所
  • 長所のエピソード
  • 長所の活かし方
  • 短所
  • 短所のカバーの仕方

はじめに「長所」を伝えて、その「長所がわかる具体的なエピソード」、そして「長所を仕事にどう活かすか」も合わせて伝えられるとスムーズです。

続いて、「短所」ですが、あわせて「短所をどうカバーするか」も伝えられるといいですね。

 

【例文】(長所:慎重/短所:時間がかかる)

(長所)私の長所は物事を慎重に進めることができるところです。

(エピソード)仕事で〇〇を作成した際に、あらゆる状況を仮定して慎重に作業を進めた結果、取引先より信頼のできる仕事ぶりという評価をいただきました。

(活かし方)資料の作成や物品の点検など、一つ一つの作業を慎重に進めることで、問題を未然に防ぎ、信頼の得られる結果につなげます。

(短所)その一方で、作業に時間をかけ過ぎてしまう場合があるので

(カバーの仕方) 状況に応じて臨機応変に対応できるように心掛けます。

 

長所と短所をスムーズに伝える構成:パターン②
  • 長所
  • 短所
  • 短所のカバーの仕方

 

面接先にもよりますが、パートやアルバイトの面接であればパターン②で充分な印象です。

というのも、パートやアルバイトの面接の場合、「どれだけやる気があるか」も大事といえば大事なんですが、それよりも「どれだけ長く働いてもらえるか」を重要視している場合も多いからです。

長所や短所の内容よりも、その人の雰囲気や物事を伝える力がどれだけあるかというところを見ている場合も少なくないので、パターン①が厳しければ無理にがっつり盛り込まなくてもいいんじゃないかなぁ。

 

ということで、パターン②の例文を長所別でいくつかご紹介! 

 

慎重派

【例文】

私の長所は物事を慎重に進めることができるところです。

ですが、慎重になりすぎて物事に時間をかけ過ぎてしまうことがあるため、考えることばかりに集中しないよう状況に合わせた判断を心掛けています。

 

社交的

 【例文】

私の長所は社交的なところです。

ですが、距離の近さから図々しさを感じさせてしまうこともあるので、礼儀やマナーには人一倍気を付けています。

 

協調性がある

【例文】

私の長所は協調性があるところです。

その一方で、周りの意見に流されやすいところがあるので、常に自分の考えをしっかりと振り返るよう気を付けています。

 

意志が強い

【例文】

私の長所は意志が強いところです。

その一方で、自分の考えにこだわりすぎてしまう場合があるので、周りの意見にしっかりと耳を傾けられるよう心掛けています。

 

面倒見が良い

【例文】

私の長所は面倒見が良いところです。

ですが、声をかけすぎておせっかいと感じさせてしまうことがあるため、自分本位にならないよう気を付けています。

 

とはいえ、長所にあったエピソードがあれば話も膨らむし、ないよりはあった方がお守りになります。

パートやアルバイトの面接で長所短所の内容にそれほどこだわらないにしても、純粋に気になって質問をしてくる場合もあるので、あらかじめ準備しておくと安心です。

 

 

長所って、自分にとっては当たり前すぎて気付かない場合も結構あるんですよね。

「私なんか全然~」って言ってる人でも、はたから見たら「えっ、すごいよ!」って思うことも珍しくないです。

 

この記事が少しでも何かの参考になれば幸いです。

では!

 

 

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